沖縄のガソリン価格 週次レポート(8/12〜8/18)平均158円

お盆が明けた沖縄。帰省や県内ドライブで、いつもより給油の機会が多かったという方も多いのではないでしょうか。気になるのは「今、沖縄のガソリンは高いのか、安いのか」。この記事では、2026年8月12日〜8月18日の1週間に美ら得へ投稿された実際の価格データをもとに、県内のガソリン価格を振り返ります。

今週のポイント

美ら得ガソスタの投稿データ上、レギュラー県内平均は約158円(前週比 約-2円)。週後半は緩やかに低下しました。一方、公的調査による沖縄県平均は179.6円で全国平均170.1円を上回ります。「沖縄だから安い」ではなく、店を選ぶことの価値が増しています。今週の最安投稿はレギュラー152円(うるま市)。

情報:本記事の価格は、2026年8月12日〜18日に美ら得ガソスタへ投稿された実データに基づく、投稿時点の目安です。価格・営業時間は変動しますので、給油前に各スタンドの詳細ページで最新情報をご確認ください。

今週の沖縄のガソリン平均価格(8/12〜8/18)

まずは全体像から見ていきましょう。この1週間、美ら得ガソスタの投稿データ上、沖縄県内のレギュラーガソリンの平均価格は約158円でした。投稿件数は80件で、県内各地からまんべんなくデータが集まった週といえます。前週の平均と比べると、およそ2円の下落です。

ハイオクは平均約169円(投稿54件)で、こちらも前週から1円ほど下がりました。レギュラーとハイオクの差はおおむね11円前後。ハイオク指定の車に乗っている方は、この差を前提に給油計画を立てることになります。

軽油については、この1週間の投稿がごくわずかで、平均を出せるだけのデータが集まりませんでした。沖縄では乗用車のディーゼル比率がそれほど高くないこともあり、レギュラー・ハイオクに比べると投稿が集まりにくい傾向があります。軽油の価格を知りたい場合は、各スタンドの詳細ページで個別に確認するのが確実です。

燃料県内平均(投稿ベース)前週比投稿件数
レギュラー約158円約-2円80件
ハイオク約169円約-1円54件
軽油データ不足集計対象外

なお、ここでの「平均」は美ら得ガソスタに寄せられた投稿の平均であり、県内全スタンドを対象にした公的な調査とは母数も方法も異なります。数字の性質が違うため、公的統計とそのまま比べることはできません。あくまで「利用者の投稿から見える、今週の目安」として読んでいただければと思います。

週の中の値動き|後半にかけて緩やかに低下

平均だけでは分からないのが、週の中での動きです。日ごとの平均を追うと、今週は後半にかけて下がる流れが見えました。

週明けの8月12日は約156円、13日も約156円。ところが14日に約159円、15日には約160円と、お盆のピークにあたる時期に一度上向いています。その後は16日が約158円、17日が約157円、そして18日は約155円と、週の後半にかけて水準を戻していきました。

週初と週末を比べると、レギュラーで1円ほどの低下。ハイオクも同じく1円ほど下がっています。もう少し長い目で見ると、直近30日の推移でも全体としては下落傾向にあり、7月下旬に一時160円台をつけた場面と比べれば、8月中旬は落ち着いた水準といえます。

ただし、日ごとの平均は「その日にどのエリアの投稿が多かったか」でも動きます。たとえば価格の高いエリアからの投稿がたまたま多い日は、平均が押し上げられます。1日単位の上下に一喜一憂するより、1週間や1か月といった幅で傾向をつかむほうが、給油のタイミングを考えるうえでは役に立ちます。

全国平均との比較|「沖縄は安い」は今も本当か

沖縄のガソリンは本土より安い、とよく言われます。ところが公的な調査の数字を見ると、話はそう単純ではありません。

資源エネルギー庁の石油製品価格調査によると、2026年8月10日時点のレギュラーガソリン全国平均は170.1円でした。同じ調査にもとづく都道府県別のデータでは、沖縄県の平均は179.6円とされ、全国でも高い水準に位置しています。つまり公的な統計の上では、沖縄は「全国より安い県」ではなくなっています。

一方、美ら得ガソスタの投稿データ上の県内平均は約158円。公的調査の179.6円とは20円以上の開きがあります。この差は、どちらかが間違っているというより、2つの数字が違うものを測っているために生じます。

公的調査は県内の給油所を広く抽出した統計で、離島や過疎地の割高な店も含まれます。対して美ら得ガソスタの数字は、利用者が「安い」と気づいて投稿した価格が集まりやすく、本島中南部のセルフ店に偏る傾向があります。前者が「県全体の平均像」なら、後者は「本島の街なかで実際に狙える水準」に近い、と考えると分かりやすいでしょう。

だとすれば、この20円の開きは、そのまま「店を選ぶことで縮められる余地」を示しているとも読めます。県内平均が179.6円という水準にあっても、本島中南部では152円〜156円の投稿が実際に出ています。満タン40リットルなら、160円の店と175円の店では1回で600円の差。年に24回給油する人なら1万4千円を超える規模になります。

かつて沖縄のガソリンが安いと言われた背景には、復帰特別措置法にもとづく揮発油税の軽減措置があります。ただしこの軽減は、県税である石油価格調整税と差し引きすると実質2円台程度です。輸送コストや離島の事情など押し上げ要因もあり、「沖縄だから安い」と構えていられる状況ではなくなってきました。だからこそ、店ごとの価格を見比べる意味が以前より大きくなっています。

今週の安値スタンド|152円台から

ここからは、実際に安値が投稿されたスタンドを見ていきます。いずれも8月12日〜18日の投稿で、投稿時点の価格です。

今週、レギュラーで最も安い投稿があったのは、うるま市のモーレ宮里東SSの152円(8月18日投稿)でした。興味深いのは、この店がフルサービスだという点です。「安い=セルフ」という思い込みがありますが、必ずしもそうとは限らないことを示す例といえます。

次いで沖縄市のセルフ高原SSと豊見城市のとよみセルフSSが、いずれも153円(ともに8月18日投稿)。そのあとに宜野湾市のセルフ野嵩SS、中城村のサンセール琉大前SS、浦添市のセルフ城間SSが154円で続きました。

スタンド市町村レギュラー投稿日給油形態
モーレ宮里東SSうるま市152円8/18フル
セルフ高原SS沖縄市153円8/18セルフ
とよみセルフSS豊見城市153円8/18セルフ
セルフ野嵩SS宜野湾市154円8/18セルフ
サンセール琉大前SS中城村154円8/15セルフ
セルフ城間SS浦添市154円8/18セルフ

安値上位20件の範囲は152円〜156円で、平均は約155円でした。県内平均の158円と比べると、3円ほど低い水準です。逆に言えば、平均前後の店で入れている人が安値帯の店に変えると、1リットルあたり3〜6円ほど差が出る計算になります。

ハイオクでは、沖縄市のセルフ運動公園SSの164円(8月17日投稿)が今週の最安値でした。次いで北中城村のEneJet屋宜原SSが165円(8月15日)、八重瀬町の八重瀬SSと浦添市のなかまセルフSS、中城村のセルフ中城SSが166円台で並びます。ハイオク平均の169円と比べると、上位帯は5円ほど安い水準です。

ブランド別に見ると|JA-SS・花石油が安値帯

同じ週のデータを、ブランド別に集計してみます。傾向が見えやすくなります。

レギュラーの平均が最も低かったのはJA-SSの156円で、投稿件数も32件と今週いちばん多く集まりました。次いで花石油が156円(9件)、コスモ石油が156円(2件)。一方、ENEOSは161円(24件)、apollostationは158円(9件)でした。

ブランドレギュラー平均投稿件数
JA-SS約156円32件
花石油約156円9件
コスモ石油約156円2件
apollostation約158円9件
ENEOS約161円24件
注意:数字だけ見るとJA-SSや花石油が安く見えますが、これを「ブランドの序列」と受け取るのは早計です。投稿件数が2件しかないブランドの平均は、たまたま安い店の投稿が入っただけで大きく動きます。また店舗数の多いブランドは高い店も安い店も含むため、平均が動きやすくなります。

実際、今週の安値上位にはENEOS系のセルフ高原SS(153円)やセルフ城間SS(154円)も入っています。つまり、ブランドで店を選ぶより、通り道にある店の実際の投稿価格を見比べるほうが確実です。ブランド平均はあくまで「今週のデータではこう出た」という記録として見てください。

エリア別の傾向|中部・南部が安値帯

市町村別の平均も見てみましょう。ただし市によって投稿件数に差があるため、件数の少ない市の平均は振れやすい点に注意が必要です。

今週、比較的安値帯だったのは沖縄市(約155円・4件)、うるま市(約155円・7件)、豊見城市(約155円・3件)、名護市(約156円・5件)でした。浦添市は約158円(10件)で県平均並みです。

一方、那覇市は約167円(6件)と高めに出ています。ただしこの数字はそのまま「那覇は高い」とは読めません。中身を見ると、EneJet上間SSセルフ一日橋SSが157円、若狭SSが159円と、市内にも県平均を下回る店があります。平均を押し上げているのは179円・182円といった突出した投稿で、そのうち1件は港湾の給油施設です。件数が6件と少ないなかで高い値が2件入ると、平均は大きく動きます。

このように、投稿件数の少ないエリアの平均は、突出した1〜2件に引っ張られます。エリアで判断するより、行動範囲にある個々の店を見比べるほうが実態に近づきます。那覇市内で給油するなら、上間・一日橋あたりの水準がひとつの目安になるでしょう。

補助金の動きと、これからの見通し

価格の背景として、燃料油価格の激変緩和措置(いわゆるガソリン補助金)の動きも押さえておきましょう。

報道によると、8月13日〜19日の支給単価は1リットルあたり17.3円で、前週の19.0円から1.7円縮小しました。縮小は2週連続とされています。補助単価が縮むと、その分だけ店頭価格には上向きの圧力がかかります。

もっとも、補助単価の変更がそのまま同じ幅で店頭に反映されるわけではありません。仕入れのタイミングや在庫、店ごとの価格戦略によってタイムラグが生じ、反映の度合いも店によって差が出ます。今週の沖縄が下落傾向だったのも、補助縮小より前の仕入れ分が影響している可能性があります。「補助が縮んだから来週すぐ上がる」と断定はできませんが、今後の店頭価格を見るうえでの注意点にはなります。

来週以降に上向く可能性を考えるなら、今のうちに安値帯の店で入れておくという考え方はありえます。ただし、値上がりを見越して遠くの店までわざわざ走るのは本末転倒です。数円の差を取りに10km余分に走れば、燃料代でほぼ相殺されてしまいます。あくまで通り道や生活圏の中で、比較的安い店を把握しておくのが現実的です。

まとめ|今週の沖縄ガソリン価格

最後に、今週の要点を整理します。

今週のポイント
  • 美ら得ガソスタの投稿データ上、レギュラー県内平均は約158円(前週比 約-2円)、ハイオクは約169円(約-1円)
  • 週後半にかけて緩やかに低下(8/15の約160円 → 8/18の約155円)
  • 公的調査による沖縄県平均は179.6円で、全国平均170.1円を上回る水準(8/10時点)
  • 今週の最安投稿はレギュラー152円(うるま市・モーレ宮里東SS/フルサービス)
  • ハイオク最安は164円(沖縄市・セルフ運動公園SS)
  • 店による差は10円以上。安値帯の店に変えれば年間3,000円前後の節約になる計算

美ら得ガソスタの投稿データ上、沖縄県内のレギュラー平均は約158円で前週から約2円の低下。ハイオクは約169円で約1円の低下でした。一方、公的調査による沖縄県平均は8月10日時点で179.6円と、全国平均170.1円を上回る水準です。「沖縄は安い」と構えず、店を選ぶことの価値が増しています。

今週の安値は、レギュラーが152円(うるま市・モーレ宮里東SS)、ハイオクが164円(沖縄市・セルフ運動公園SS)。県内でも店によって10円以上の開きがあり、平均前後の店から安値帯の店に変えるだけで、1リットルあたり3〜6円の差が生まれます。月に2回、40リットル入れるなら年間で3,000円前後の差になる計算です。

美ら得では、県内のガソリン価格を市町村別や地図から見比べられます。来週も同じ時間帯に価格レポートをお届けしますので、給油前のチェックにお役立てください。

かんたん

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注意:価格・営業時間は投稿時点のものであり、変動します。給油前に各スタンドの詳細ページで最新情報をご確認ください。