沖縄のガソリン価格まとめ|相場・エリア別・安くする方法
「沖縄のガソリンって、今いくらなんだろう」——この疑問に、一度で答えられるページを作りました。相場、エリアごとの違い、ブランドの差、価格が決まる仕組み、そして安く入れる方法まで。美ら得ガソスタに集まった投稿データをもとに、まとめて整理しています。
数字は定期的に更新します。給油の前に、ここを開いてもらえれば十分、という一枚を目指しました。
直近の沖縄のレギュラー投稿平均は約157円。全国平均169.9円より13円ほど低い水準です。ただし県内でも差があり、中部156円に対し那覇市は165円。どのエリアで入れるかが、価格を決める最大の要因になっています。ブランド別ではJA-SS・花石油が156円、ENEOSが158円、apollostationが159円。曜日を狙うより、通り道の安い店を知っているほうが確実に効きます。
いまの沖縄のガソリン相場
まず全体の水準です。
| 燃料種別 | 投稿平均(直近7日) |
|---|---|
| レギュラー | 約157円 |
| ハイオク | 約168円 |
| 軽油 | 約147円(投稿少数) |
レギュラーは2026年8月中旬から9月下旬まで、日別平均で156〜158円という狭いレンジが続いています。ここ1か月半、ほとんど動いていません。同じ時期の全国平均は169.9円(9月14日時点)でしたから、投稿ベースでは13円ほど低い水準です。
ハイオクとレギュラーの差はおよそ11円。軽油は投稿件数がまだ少なく、傾向を語れる段階にありません。
なお、公的統計では沖縄県の平均は177〜180円台とされており、投稿データとは20円ほどの開きがあります。これは県平均に離島が含まれること、調査対象店舗の構成、投稿が安い店に偏りやすいことなどが理由です。統計は県の比較に、投稿は今日の店選びに使うのが正しい向き合い方です。
エリア別・市区町村別の相場
沖縄で一番大事なのが、この差です。直近30日のエリア別平均を見てください。
| エリア | レギュラー平均 | 投稿件数 | 最安店 |
|---|---|---|---|
| 中部 | 156円 | 223件 | セルフ高原SS(沖縄市)153円 |
| 北部 | 157円 | 28件 | EneJet伊芸SS(金武町)155円 |
| 南部 | 159円 | 52件 | コストコ 沖縄南城(南城市)152円 |
| 離島 | データなし | 0件 | ― |
市区町村まで下げると、差はさらに開きます。那覇市の投稿平均は165円、北谷町は157円。同じ本島で8〜9円の開きです。
40リットル給油するとして、那覇で入れれば6,600円、中部なら6,240円。1回で360円、月2回なら年間8,640円の差になります。車種を変えるより、入れる場所を変えるほうが効きます。
離島(宮古島市・石垣市・竹富町・与那国町・多良間村)からの価格投稿はまだ届いていません。宮古島には18店、石垣島には17店のスタンドがありますが、価格の実態は見えていない状態です。
ブランド別・燃料種別の違い
直近30日のブランド別平均です。
| ブランド | レギュラー | ハイオク | 投稿件数(レギュラー) |
|---|---|---|---|
| コストコ | 152円 | ― | 2件 |
| JA-SS | 156円 | 167円 | 135件 |
| 花石油 | 156円 | 166円 | 35件 |
| コスモ石油 | 156円 | 166円 | 3件 |
| ENEOS | 158円 | 168円 | 77件 |
| apollostation | 159円 | 170円 | 43件 |
| carenex | 165円 | ― | 3件 |
投稿件数が十分にあるブランドで比べると、JA-SSと花石油が156円で安定しています。ENEOSは店舗数が多く、投稿も77件と多い一方、平均は158円。ただしこれはブランド全体の平均で、同じENEOSでも店によって大きく違います。中部の最安セルフ高原SSもENEOSです。
ブランドで店を決めるのは、あまり有効ではありません。同じ看板でも立地と競争環境で価格は変わります。
沖縄の価格が決まる仕組み
ガソリンの店頭価格は、「原油 → 元売りの卸価格 → 店頭価格」という順に決まります。原油相場と為替が卸価格に反映され、それを受けて各スタンドが店頭価格を決める。最後の一段は店の裁量なので、同じ地域でも差が出ます。
これに税と補助金が乗ります。沖縄には2つの特殊事情があります。
ひとつは軽減税率。 沖縄県のガソリンには、本土復帰に伴う特別措置として揮発油税の軽減(1リットルあたり7円)が適用されています。税の面では沖縄が有利です。
もうひとつは離島。 本島から船で燃料を運ぶ離島は、輸送コストのぶん価格が上がります。県平均が全国を上回る背景にはこれがあります。
さらに全国共通の要素として、ガソリン税の暫定税率(25.1円)が2025年12月31日に廃止されたこと、燃料油価格の激変緩和(定額引き下げ)措置が続いていることがあります。補助単価は2026年9月17〜30日出荷分で51.0円/Lと過去最高を記録しました。いまの価格は「暫定税率なし+補助金あり」で支えられた水準だと理解しておくと、ニュースの読み方が変わります。
安く入れる4つの方法
データから見えてきた、効果の大きい順です。
1. エリアを選ぶ(最大9円)。 那覇165円、中部156円。通勤や買い物のルート上に安いエリアがあるなら、そこで入れる。これが一番効きます。
2. 店を選ぶ(最大5円以上)。 同じ週の中でも、店による差は5円以上あります。給油前に近くの投稿価格を見比べる30秒が、もっとも費用対効果の高い行動です。
3. セルフを選ぶ(数円)。 一般にセルフのほうが安い傾向がありますが、地域と店によっては逆転します。絶対的なルールではありません。
4. 会員割引・アプリ(1〜2円程度)。 各社のカードやアプリで数円の値引きがある場合があります。普段使う店が決まっているなら検討の価値あり。
一方、効果が薄いのが「曜日を狙う」こと。直近30日の投稿を曜日別に集計しても、差は1円程度以内でパターンは確認できませんでした。値下がりを待って残量を引っ張るのは、リスクに見合いません。
- 効くのは「どこで入れるか」。曜日やタイミングではない
- エリアの差は最大9円、店の差は5円以上
- 給油だけのために遠出すると、走行分で相殺される
- 大きな値上げが予想されるニュースが出たときだけ、早めの給油が有効
市区町村別ガイド
美ら得ガソスタでは、市区町村ごとのスタンド一覧と価格をまとめています。登録店舗数の多い順に並べると次のとおりです。
| 市区町村 | 登録店舗数 |
|---|---|
| 那覇市 | 41店 |
| 沖縄市 | 26店 |
| うるま市 | 21店 |
| 浦添市 | 20店 |
| 名護市 | 19店 |
| 宮古島市 | 18店 |
| 石垣市 | 17店 |
| 宜野湾市 | 14店 |
| 豊見城市 | 11店 |
| 糸満市 | 10店 |
このほか南城市9店、竹富町8店、西原町8店、中城村7店、読谷村7店、北中城村6店、北谷町6店、南風原町6店と続き、県内39市区町村に登録があります。恩納村・本部町・金武町・国頭村といった北部の町村にも、それぞれ3〜4店が登録されています。
まとめ|「いくら?」より「どこで?」
- 沖縄のレギュラー投稿平均は約157円。全国平均より13円ほど低い
- 県内でも差があり、中部156円・那覇市165円。エリア差が最大の要因
- ブランドはJA-SS・花石油が156円で最安帯だが、店ごとの差のほうが大きい
- 沖縄は揮発油税が7円軽減。一方、離島は輸送コストで高くなりやすい
- 補助金は2026年9月に51.0円/Lと過去最高。いまの価格は制度に支えられている
- 効果の順は、エリア>店>セルフ>会員割引。曜日はほぼ効かない
「沖縄のガソリンはいくら?」という問いより、「自分の通り道でいちばん安い店はどこ?」という問いのほうが、財布には直結します。給油の前に、近くの投稿価格をさっと見比べてみてください。